小五の漢字が書けないまま、夏休みに入った。
できたら、できたら、字の練習をさせよう
と、思ってはいたが、私の予想をこえて、字の苦手が前に出てきた。
わかってはいたが、本当に書けないし、書けたはずの字も書けなくなる。
それでも、読める字は増えてきたし、夏休みの宿題は自分で頑張っている。
自分で「工作する」「今日は絵の日」と、始めやすい宿題からやっつけている。
夏休み前に、あまりカリカリとしないほうがいい、
夏休みは、勉強ばかりの休みではない、リラックスさせてください、
と、先生からやんわりと注意された。
それでも「少しは字の練習をさせないと」と、思ってはいた。
苦手でしかない、できないことの、勉強をさせるのは大変で、
努力がまったく実らない努力は、本人にも辛さしかない。
工夫がみつからない。やり方がみつからない。
途方にくれたが、
夏休み期間に「勉強の話は一切なし!遊ぼう!」の日をつくったので、また何か考えようという気持ちになれた。