私と息子と息子の読み書き障害

息子とユーチューバーのライアン君

グリシーとレミングスに夢中の息子に

「このテレビはお話がないからね、お話があるテレビを見ようね」と説明した。

聞き分けのいい子なので、すぐに「お話のあるテレビ」を探し始めた。

リモコン操作はとっくにマスターしていた。教えてないのに。むしろ隠していたのに。

「これ!これ見ていい?」と、聞いてきたのが

「ライアン・トイズレビュー」だった。

男の子のライアン君が公園で遊び、おもちゃで遊び、撮影している(おそらくは)親御さんをニッコリと振り返る。

いいんじゃないかな、問題はなさそう。

「いいよ」と答えると、そのまま見始めた。英語のまま。

「日本語で動画があるんじゃないかな?」と探すと

「さっきのがいい!」と主張する。

ライアン君と出会った息子は、英語に夢中な「英語期」に入った。

当時の私は、息子が英語を音楽のように聴いているんだと思っていた。