黒板のカメラ撮影が決まった時に、注意事項が出た。
クラスメイトの姿を写さないこと。
展示物を写さないこと。
貸し借りはしないこと。
遊びに使わないこと。
壊れた時はどうするか。
SDカードはどう保管するか。
バッテリーはどう保管するか。
デジタルカメラは家にあったものをそのまま使うことにした。SDカードは学校でしか使わないように新品を一枚用意した。
デジタルカメラで一日5~6枚しか撮影しないのだから、充電器は家に置いておくことにした。スマホやタブレットだったら、もうすこしバッテリー問題が増えていたかもしれない。
撮影の注意事項が難しかった。
一番、話に上ったのが
「クラスメイトの肖像権の侵害」の話だった。
ネットに画像をアップするのはもちろんのこと、カメラに姿を写してもいけなかった。当たり前だけれど。
まずは最初に特別支援学級で、黒板のカメラ撮影を練習してみましょう、と練習することになった。
子供が授業で、黒板をカメラで撮影するのが学校で始めてになるという話だった。
最初のマニュアル作りになってしまい、緊張した。
息子のあとに出てくる読み書き障害の生徒さんは、うちの息子が手本になるのだ。