学習の補助

息子と黒板のカメラ撮影 その4

学習の補助なのだから、全教科の黒板の撮影をさせてもらえるかと思っていたが、ここで学校側から待ったがかかった。

先生側にも全教科の黒板撮影にはプレッシャーがあるので、主要教科である国語と算数だけにしてもらえないか、と言われた。

黒板を撮影した画像が一生徒の家にずっとあるのにも、問題がでると考えている様子だった。

うちの息子の読み書き障害の重さはけっこうなものなので、全教科をお願いしたかったが、先生の気持ちもわかった。

デジタルタトゥーの言葉もある。

息子に障害がなかったら、先生の板書は授業が終わった時に消されてなくなっていたのだ。

「撮影がいやだから、息子の担任にはなりたくない」と思われるのも困る。

国語と算数はカメラ撮影をさせてもらい、他の科目はとりあえずは撮影なしで様子をみる。

息子の負担が大きいようだったら、またその時に相談の上でやり方を変える。

とりあえずは、この方法でいくことになった。

この時に

「今、ここできっちりと全部のやり方を決めるのではなく、やり進めてみて何かあったら、そのたびに様子をみてやり方も変えましょう」

と出た。この提案は良かった。

息子は特別支援学級で順調にカメラ撮影の練習をしていた。