息子の教科書に出てくる漢字に、ひらがなでふりがなをふっている。
カタカナにも、ひらがなでふりがなをふっている。
この、教科書の漢字にふりがなは
「なぜ、もっと早くやってあげなかったのだ!」
と、後悔が強くある。
読めていなかったことに気づいていたのに、思いつかなかった。
復習である宿題に手いっぱいで、予習的な勉強や先回りの手助けが、おろそかになっていた。
教科書の漢字にふりがなをふればいいんだ!と、気づいてから、
国語と算数の教科書から優先して、ふりがなをふった。
これも失敗だった。
社会も理科も、ふりがなが必要だった。
社会と理科は、大人だから普通に読んでいるけれど、読み方が難しい漢字ばかりだった。
東、西、南、北、の「ひがし」「にし」「みなみ」「きた」を覚えても、東西南北の「とうざいなんぼく」が読めない。
読むのに一生懸命で、先生の説明を聞き逃していて、息子は月がどこから昇るかわかっていない。教えているが「方角って何?」と聞かれて困ってしまった。
47都道府県は、改めて見れば、難しい漢字ばかりだ。
国語でも都道府県の漢字は習うが、
社会で出てくる都道府県の名前にもふりがながふってあって、目に入る機会が多かったら、もう少し読めていたのではないか。
現在の息子は、47都道府県の漢字が一つも読めない。
本を読まない息子は、授業中の教科書の読みが貴重な機会だったのに。
もっと早く、教科書の漢字にふりがなをふってあげればよかった。
全部にふりがなをふるのも、違う気もする。
塩梅が難しい。
正解がわからない。