息子は読める字が少ないので、自分でも気が付かないところで、つまづく。
一年生の時から
「何をやるかわからないから、みんながやっているのを見て、まねをしている」
と、自分なりに工夫はしている。
息子は現在、小学五年生だけれど、
「ぼく、水筒で何を持っていってるの?」
と、聞いてきた。
「今日は、ハブ茶を入れたよ」
と、答えると
「学校で、先生にお茶はダメって言われた」
「お茶はダメなんだって、トイレに行きたくなって、水分補給にならないんだって」
と、たどたどしく説明する。
よくよく聞いてみると
先生が「緑茶」を学校に持っていく水筒に入れないように指導したらしい。その時に利尿作用を簡単に説明して「お茶は水分補給にならない」と話したらしい。
で、息子は「緑茶」が何なのかわからなかった、ということらしい。
この時に、先生は「お茶=緑茶」として、話していたのかもしれない。息子の話なので、緑茶とお茶と、どちらで説明があったのかは、はっきりしていない。
ただ、息子が「緑茶」がなんなのかつかめていなかったので、ここでつまづいたことはわかった。
「緑色のお茶のことを、緑茶というんだよ」
と、言っても、わかったような、わかっていないような顔をする。
「日本茶とも言うね」
と、言っても、わかっていない顔をする。
「英語だと、グリーンティだよ」
で、ようやく「あー、あれか」と理解した。
もう、教えたので、緑茶のつまづきは小さくなるかと思うが、念のために緑茶を買ってきて急須で入れて見せておいた。
ここで「麦茶はわかる?」「紅茶はわかる?」などと、質問攻めにしてしまうと、いらだつ年頃になってきたので、歯がゆい。
もう少し小さな頃は、おどけて聞けばのってきたのだが。
コンビニやスーパーで「おーいお茶をとってくれる?」と頼めばとれると思う。「おーい」は読めるので。
あと「88円のお茶をとって」と頼んでもとれると思う。「88円」は読めるので。
緑茶=green tea も理解したので、ラベルにgreen teaがあった場合は、読めるはずだ。
小学五年生の男子はこんなものなのだろうか?
ただ、お茶に興味がなかっただけのだろうか?
やっぱり、学習障害があるからなのだろうか?
原因はわからないが、もっと買い物に連れ出して、たくさんのものを見せなければ。
あと、買ったお茶を、ちゃんと飲みきる。
トイレに行きたくなっちゃうから、緑茶は避けていた。
あと、抹茶の説明もできるようにしておこう。
メモ お茶を飲み切る。息子に急須でのお茶の淹れ方を教える。
メモ 抹茶を軽く説明できるように調べておく。