なんとなくやったのだけれど、
「顔はそのまま動かさないで、指を見ていてごらん」
と、息子の顔の前で指を立てて、まっすぐに右から左へ、線を引くように動かしてみた。
息子の眼球は、指の動きに合わせて、まっすぐに線を引くように動くのではなく、途中で上下にぶれて、指を追った。
ドキリとした。
この場合の呼び方は、斜視でいいのだろうか?
今のところは、呼び方はなんでもいい。
とにかく、なんだかわからないけれど、眼球の動かし方に困難がある、はずだ。
そういえば、病院で受けたテストで、テスト結果の口頭の説明に
「目の動かし方に苦手がある」
と、説明されていた。当時のメモに書いてある。
「他の子と見え方が違います」
「ボール遊びなど、苦手かと思います」
と、説明されていた。
4を書く時に縦の線を下から書き始めたり、0を書く時も下から書き始めたり、絵の描きだしも(私から見たら)不思議な描き方をしていたので、
「目の動かし方の苦手」は、こういうことかと考えていたけれど、実際に眼球の動かし方に苦手があることに結びついていなかった。
体育が苦手なのはわかっていた。
「なぜ、わからなかったんだ」と、いろいろと反省はあるが、時間がもったいない。
検索したり、図書館で本を読んでみると、ビジョントレーニングという眼のトレーニング方法がみつかった。
とにかくやる。すぐにやる。