私立学校相談会で、質問をした。
「学習障害の読み書き障害があります」
「テストでひらがなで記入した場合の点数はどうなりますか?」
「ノートやレポートなどをパソコンで提出で単位はとれますか?」
「大丈夫です」と力強く答えてくれた学校もあった。
スポーツ強豪の学校で、県外からも推薦で生徒さんが入学し、寮生活をする学校だった。
「漢字が書けない子も、計算ができない子も、たくさんいます。絶対に卒業できますよ」
とのことだった。
合理的配慮はないが、そういう子たちに対する指導法や卒業方法があるようだった。
その漢字や計算ができない生徒さんたちは、漢字や計算のかわりにスポーツができるのだろう。
うちの子はスポーツが苦手なので、この学校を選択には入れていなかったけれど、参考になった。
得意なことで、学校を選ぶ子もたくさんいるのだ。
会場には、eスポーツを学ぶ学校もあった。
息子がeスポーツを学ぶ学校があると知ると、単純に「ここがいい」と決めてしまうので、この学校は意図的に避けた。
眼を使いすぎると生活に支障がでるくらい疲れるけど、ゲームは楽しいから疲れに気づかずにできてしまう。
疲れないんだから得意なんだろう、と間違えている時がある。
楽しい=得意ではない。
「ゲームは楽しいで、それは得意じゃないんだよ」
と、説明すると、
「意地悪いわなくてもいいじゃないか!せっかく楽しい気持ちなのに!」
と、泣いてしまう。
「自分は、ゲームでもやりすぎると、すごく疲れる」
くらいは理解しているようだけれども、
自分でわかっていても、できていることを否定されると悲しい気持ちになってしまうらしい。
字の読み書きは、練習してもできないけれど、
ゲームは、練習するとそこそこできるようになる。
それなら、ゲームを練習したいよね。