カメラを使う心がけ
あなたのカメラは学習に使うものです。
けっして遊びや悪いことに使ってはいけません。
あなたは書く力が弱いので、カメラを使うことになりました。
学校の先生と、病院の先生と、お母さんが、きちんと話し合いをして、真面目にカメラの許可をとりました。
大人の信用を裏切ってはいけません。
信用を裏切って遊ぶと、たくさんの大人とあなた本人が困ります。
カメラでふざけて、遊ばないのが約束です。
カメラを持ち込むために作ったルールのうちのひとつ。
実際には先生が管理することになったので、必要性は低いのだけれど忘れないように書いておく。
本物はひらがなを多く使い、カタカナにも漢字にもひらがなでふりがながふってある。
これは、子供に言い聞かせるために考えたセリフで、言い聞かせていくうちに、発言内容が変化すると効果が薄くなるかと思い、ルールのノートに書いたもの。
ノートに書いてあっても、ふりがながふってあっても、基本は字を読むのが苦手なので、しばらくの間、寝る前に読んで聞かせていた。
当時は学校だけでへとへとで、何かに力を使うのが難しかったのもある。読める字も今よりも少なかった。
あと、時間がたって、私自身がカメラ持ち込みへの感謝を忘れて、対応が適当にならないようにとも考えて作った。
感謝が当たり前になると、トラブルになる。