息子の学習障害

小五の五月 漢字とカタカナ再び

小学五年生の新学期直後から、ゴールデンウイークの頃に、

なぜか、読み書きの力が落ちて、はらはらしたし、慌てもしたのだけれど

なぜか、ここに来てV字回復した。

「五年生なのに、二年生の一学期の頃までくらいしか、読み書きの力がない…」

と、一年生のドリルからやり直したり、好きそうな電子書籍を買って語彙を増やそうとしたり、カタカナを読ませようとしたり

いろいろとやらせようとしていたが、

「運動会の練習で疲れてるの!」

と、真っ当な拒否をされてしまった。

宿題だって、運動会の練習期間は軽かった。しょうがない。

電子書籍の読み上げだけは楽しそうに聞いていた。

ビジョントレーニングも、かかさず続けていた。

何が悪くて、力が下がったのかわからないし、

何が良くて、力が上がったのかわからないが、

とにかく、読み書きの力は、ぐーっと上がって回復した。

私の手元を見ながら、書いている字を読んだり、一人で本の音読したりするので、感激して

「読めるようになったじゃない!」

と、言うと

「前から出来るよ?」

と、かえってきた。

いったい、なんだったんだ。

さっぱりわからないが、良い方向へ進んだので良し。

支援級の先生と面談があった。

息子は、読み書きに問題があり、動作にも鈍さはあるけれど、他の部分は問題がないので、大きく分けると「普通の子」に入るところもある。

でも、完全に「普通の子」として扱うと、学習についていけずに落ちこぼれてしまう。

「息子さんは、きちんとできてますよ」

嬉しい言葉だけれど

(だから、支援は必要ありませんよ)

と、続くのではないかと、ドキドキする。

たくさんのいろいろな支援が必要な子を見ていると、息子は「問題なし」に見える時もあるんだろう。

息子には、とても良くしてくれている。

私が、心配しすぎて、騒ぎすぎなのだろうか。