息子の学習障害

小五の六月 漢字とカタカナ

息子が病院に入院していた期間に、学校の勉強が(当たり前に)進んだ。

病後回復して、愚図らずに学校に行くようになった。

小五の漢字は難しかった。

習っていないから難しいのではなく、息子の記憶力でカバーできる範囲をとうとう超えてしまった様子だ。

「お手本を見ながらでも、書けない」

という漢字ばかりになってしまった。らしい。

漢字ドリルの、鉛筆でなぞる線がある問題しかやらない。

様子を見る限り、やる気がないわけではない。

ずばりと聞いてもいいのだけれど、もう少しタイミングを考えたい。

頑張ってはいるので「ちゃんとやってる?」といった、努力が足りないのではないかという意味合いの質問でななく聞きたい。難しい。

とりあえず「書き」は後回しにして、「読む」をできるようにしなければ。

漢字のテストがあるので、宿題が漢字プリントばかりだ。

普段、スマホやパソコンの漢字変換が当たり前になっている私にも、難しい漢字プリントだ。字も細かい。漢字の意味も多彩。

去年までは、春の宿題が秋になるくらい時間がかかっても、書いた量がちょっぴりでも、漢字の練習はさせていたけれど、もう難しいかもしれない。

漢字の書き方を「ゴロ合わせ」で覚える本は買ったけれど、息子にはまらなかった。

何が嫌ではまらないのか、わからない。ゴロ合わせがはまっていれば…と考えてしまう。悔しい。

次の手も考えるが、まずは「読み」だ。