時間は決めていたが、息子のユーチューブ視聴時間はズルズルと伸びていった。
ペッパーピッグも英語で見ていた。他のキッズYouTubeも見ていたが、私は英語が聞き取れないので、もう名前もわからない。
私の具合が悪い時など「ユーチューブに子守り」させていた。
薬を飲み、しばらく横になって目をつぶった。
目が覚めると、息子はトイレのタンクから人間が顔を出した動画を見ていた。キッズプログラムにしていたのに。
何を見ていたんだ、と視聴履歴を見ると、残酷で不潔で人の尊厳を奪う動画だった。
失敗した、と痛烈に思った。
大人が幼い子供にエログロを見せて喜ぶ動画に入り込んでいた。
あとで調べたら、エルサゲートと造語も出来ている有名な話だった。
息子は真剣に見てしまっていた。
これは読み書き障害には関係がないが書いた。