息子は読み書きが不得意なので、国語の成績が悪いことは検討がついた。
算数に期待したのだが、算数は算数で難しかった。
まず、数字が書けない。0は必ず下から書き始めたし、1も同様に下から書き始めた。
足し算も引き算も理解しているが、+、-、=が難しく、
算数の教科書はふつうに字が読めないと読めなかった。
学年が上がると「ひっ算」が書けなくて、計算に苦労した。数字の書く場所が定まらなかった。数字を書き間違い、自分で自分の書いたものが読めないので、計算が狂っていく。
ひっ算をなんとかマスターすると、分数や小数点が出てきた。これまた書くのに苦労した。
小数点の点がないとテストではバツだった。
図形問題は、図形をまるごと見飛ばした。
図の面積を求めなさい、という問題で「図」がわからないので問題の意味そのものがわからないことがあった。
なぜ、あんなに堂々と描いてあるものを見飛ばすのかわからないが、わからないものは仕方ない。見飛ばすものは仕方ない。
ただ、これは、プリントやドリルの最後のほうの図形問題でよく起きたので、目の疲れ具合も関係しているかと思う。
現在、問題をざっと見て、疲れが出る前にどの問題から解くかを考える練習もしている。
最初から一問づつ解きたいという気持ちが強いらしく、なかなか難しい。
息子は頑張っている。